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学び続けること
2018.11.26

2018年11月15日にダライ・ラマ来日法話のプログラムの中に聖観自在菩薩の灌頂の授与が組み込まれていました。
聖観自在菩薩、いわゆる慈悲の顕現である観世音菩薩の化身であるダライ・ラマから観世音世間自在(ジクテン・ワンチュク)の灌頂を受けるという喜ばしい機会です。
灌頂は密教の「頭頂に水を灌ぐ」儀式からきた言葉です。無上瑜伽(ヨーガ)タントラの修行を進めるものにとってこの灌頂を受けることが最初の一歩となり、修行を深い段階に進めるための資格を得るための重要な儀礼です。
私は今、インド仏教またはチベット密教の無上瑜伽タントラやヒンドゥー教のカーマスートラについての学びを深めているところです。
何事も「それをする意味(動機)」を考えます。その「動機」そして「縁起」の背後にある「仕組み」を知ること。今も壊されず受け継がれてきた伝統に触れながら。
聖観自在菩薩の灌頂授与の1週間後、チベット密教における聖観自在菩薩の行法解説の座学に参加しました。その日はちょうど双子座満月。
そこで学んだものは仏教の枠組みからのお話ですが、それは別の枠組みから言うところのこれに通じるなど、自分が今まで探求してきた点と点が線で繋がるような感覚がありました。
ヨガや密教や先住民族の伝統的なものの中には、やり方は違うけれど同じ動機で行われているものがあります。
写真の資料は、あくまでも先日の聖観自在菩薩の灌頂についての解説です。なので阿閦如来がトップに来て白になっています(本来は大日如来)
現在の仕事を始めたばかりの頃、周りではパワーストーンが流行り始めの頃でした。ローズクォーツは〇〇という意味で、ルチルクォーツは〇〇で、、、と語る人たちに聞きました。「なぜその意味なの?」と。するとそこで「パワーストーン辞典」を見せてくれました。
「え、この石の意味の根拠がそれ?」
なぜ本に書いてあるというだけでそのままを自分の人生に採用するのだろう?丸ごと鵜呑みにするのだろう?
世の中には古代からの叡智を現代訳にした解説本がたくさん出ています。しかしその原典まで遡りたくありませんか?
そこまで行って初めて見える全体像がある。
自分なら何を感じ、それをなんと読み解くだろう?そこが面白いんじゃないかな。
もちろん原典まで遡ったところで他言語で書かれていたり全てを読破出来ないとしても、川の流れの上流の上流の最初の一滴に触れるというような意識の向け方は物事の理解度が全然違うと思うんです。
そこまで行って初めて捉えられる物事の全体性がある。
私は水星魚座らしく、まずはブワッと物事の全体性を捉えます。そしてその抽象度を落としながら言葉にしていく。
セミナーに行って習うだけで終わる人と、セミナーに行って学びをスタートし始める人とはその先が180度違います。
玄花Worksは習い事でもカルチャースクールでもありません。その人の学びのスイッチをオンにします。
先日ダライ・ラマが仰っていました。
「ラマ(高僧)という権威だけで全てを信頼するのではない。その人の教えを自分で考えること。そうして弟子の側から自分のラマを決めること。帰依の対象の本質は、ラマ自身ではなくあくまでも仏法である。」
仏教ではどんな法を説いているのか。3日間の法話と行法解説により、実践的な行やTummoや観想についての教えも多く、行法的にも今までの点と点が繋がり線になる楽しい時間でした。
余談ですが、親鸞上人が素晴らしいと言われるのは釈尊の話を何日もずっと聞き、色々な話をしているが「言わんとしていることの本質はただ一つだ」とそれを見破ったこと。
釈尊の話を聞きに来る人の背景はさまざまです。みな、釈尊の話を自分の常識や良識を通して解釈しています。全ての人に教えが浸透するために、釈尊はとても例え話の上手な人だったという。
そんな親鸞上人のエピソードは2015年に京都の東本願寺の屏風に描かれた井上雄彦氏の墨絵を見に行った帰りの古書店の立ち読みで知りました。立ち読みで吸収(笑)
その道何年とかそれを何年修業したではなく一気に突き抜けて行く人たちがいる。
釈尊や親鸞上人、そしてダライ・ラマのあり方からたくさんのものを受け取らせていただいています。
人生は思うよりも短い。
たくさんの人や物事の本質に触れバリバリと食らいつき自分の血肉にしていく。
私の内側では変容が起こり続けている。外側に何か働きかけずとも、内側の変化が外側に現れていることを知っている。もちろんそれと同時に外側への働きかけも必要です。
習うだけでなく学び続ける道。玄花WORKSもまさにそう。
人生は本当に面白い。
La Vie en rose?
Don’t stop me nowでぶっ飛ばして行きましょう。
「玄花Worksは習い事ではありません」とすでに書いていた。
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