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#10 Familia:3月29日蟹座上弦の月号 ドラマアイデンティティ⑤
1990.03.28
風の時代のインナーチャイルドの癒しと変容。
共感の本質とは何か
目の前の出来ごとを自分ごととして捉えるというのはとても大切な姿勢です。例えば誰かの心の痛みや苦しみを自己責任と突き放すことなく自分ごととして捉え、相手の心に共感することで大きな癒しが起こる可能性があります。
ここで大事なポイントは、相手の感情に飲み込まれてその感情と同一化しないこと。
もちろん、状況によって適切な寄り添いや適切な声掛けが必要な時もありますが、多くの場合「共感すること」を大義名分に相手に感情移入するあまりに‘相手をその状況に閉じ込めてしまっている’ことがほとんどです。
当人が自らの行動によって引き起こしたものだとしても、共感して感情移入し当人を守ろうとするあまりに、状況に対しての勝手な解釈の意味づけや都合の良い言い訳を与えることに加担することになります。
これは自分に置き換えても言えることですね。多くの人々は自分に対する評価が低く自分に対して厳しくなりやすく、自分の心に寄り添うことを忘れがちでありながら、自分の感情と同一化してはその感情を引き起こした状況に対して都合のよい意味づけを与えて自分の心を守ろうとします。
それは「共感」の本質ではありません。
感性が豊かな人ほど他者の感情を経験したり、他者の思考に同調したり、他者が経験している感覚と繋がるやすくなるという性質を持っていますが、他者との境界線を無くすことが共感ではありません。
感情的に寄り添わないと冷たいと思う人は、自分が相手の力を奪っていないか、相手をそこに閉じ込めていないか、または自分の正義の考えによって逆に相手を追い詰めていないかに気づいている必要があります。
相手の(自分の)感情に同一化せず適切に関わることにより、そこに癒しや変容が起こりやすくなります。それが共感の本質であることを思考のレベルではなく本当に会得するには何が必要なのでしょうか。
ということについてはインテグレーション準備クラスでお伝えしています。思考や感情と自己同一化しないというのはあらゆることの準備として必要なあり方ですから。
癒しや変容を起こすために共感の本質を自分のものにする、というベクトルではありません。
この世界を生きる上で起こる問題は、自分と自分以外のものとの関わりによって生まれるため、他者の思考や感情とどのように関わるのかというのは大切な取り組みです。
他者の思考や感情とどのように関わるのかというのは、自分の内側に生まれた思考や感情とどのよう関わっているかが反映されているため、自己に向き合うことが必要となるわけです。そして自己に向き合うためには、自分の中にある本質と人格という働きを知ることが不可欠なのです。
これらについてきちんと準備を整えたい方は準備クラスでお会いしましょう。
今日のメルマガではより詳細に、インナーチャイルドやペインボディと言われるドラマアイデンティティへの向き合いについて提示していこうと思います。
私たちはこの人生を生きる上であらゆるドラマを生み出しています。このドラマを体験できるというのは大きなギフトなのですが、時々そのドラマにより苦しみや痛みも生まれます。それすらも味わうことを楽しむことができる人もいらっしゃるかもしれませんがそれはそれとしてその感覚を大事にしていただいて、ドラマにより生まれた苦しみや痛みに向き合う旅に出かけましょう。
【目次】
共感の本質とは何か
未来と過去を同時に考える
インナーチャイルドの癒し①
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