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愛と情の狭間で
2023.03.02
錯覚を取り払って見えて来るものがある。
「実は好きじゃなかった」という気持ち。恋に恋していただけなの、なんてね。
いやいやいやいや待て待て待て待て。だってこんなに胸がときめくし、四六時中相手の事を考えているし、身体の反応は嘘をつかないわ。
しかし身体の反応は時に嘘をつく。思い込みの甘い罠は身体の感覚すら変える。だって恋は盲目だもの。
身体の声を聞いて欲するものを食べると良いと言われるけれど、人は習慣的に慣れた味が恋しくなったりする。ほとんど場合、フィジカルレベルの体の声を聞くに止まっている。
彼と上手く行く未来を描くのは決して悪い事ではない。彼と上手く行く未来をイメージして引き寄せるのもいいだろう。‘思考は現実化する’とかね。
しかし現状はどうなのだろうか。うまくいっていない現実から目を逸らして、うまくいっている未来だけをイメージすることは偽ポジティブシンキングであり、その場合は‘常に現実から目を逸らして明るい未来ばかりを想像している状態が再生し続ける’
今の現実に‘実際にある’良いところにフォーカスすることは大事です。一つの出来事には必ずポジティブな面とネガティブな面がありますから、その両方を見る。
「彼じゃなきゃだめ」
彼を想い、彼に対して費やした時間には、愛だけでなく情が生まれ、執着へと変容する。
>愛はその対象を自由にして解放してやる事が出来る。by 横尾忠則
あなたの想いは相手を支配やコントロールすることなく、相手を自由に解放しているだろうか。
>ストーカー的に女性につきまとう男性がいた。‘だめなものはだめだ’という事が理解できない。頑張れば振り向いてくれると信じている。自分が悪かった訳でも、努力が足りなかった訳でもなく、ただ合わなかっただけ。現実を見る勇気がないから続ける人もいる。by 為末大
ただ合わなかっただけ。
そんな現実もある。
誰が悪い訳でも、何が悪かった訳でもない。
相手が自分の思うように振る舞ってくれないことで、自分の中にどんな感情が(反応が)起こっているだろうか。
向き合うのはそこ。
自分自身の反応。
自分の本音。
自分の本音に向き合うということは自分を愛することなのだ。
あなたはもっと愛されていいんだって。誰よりもまずあなた自身に。
自分自身を完璧に愛することを躊躇していることは自我を愛していることである。
自我を愛することは芸術家にとっては完全な神の意志の伝達者としての道具としては不完全である。
(中略)
人は一度手にしたものを手放すということが如何に難しいかということだ。一度手にしたものには情が移る。愛情ではなくて、情なのである。
愛はその対象を解放して自由にしてやることが出来るが、情はその反対に抱きかかえて相手の自由を束縛してしまう磁性力がある。多くの場合、愛と情をごっちゃにしてしまっているはずだ。執着というのは愛でなく情を指す。
(中略)
愛という名のもとで、子供や妻の自由を奪っているとすれば、それは愛ではなく情だ。日本人の美学の中に情を認める文化があるが、この美意識は危険なものであるとワシは思う。
横尾忠則「私と直感と宇宙人」より引用抜粋
本当の愛とハートの次元へ。
2013年過去ブログ再掲載
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