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比叡山延暦寺〜プライベートジャーニー

2015.10.22

 

 

明日のコズミックジャーニー@琵琶湖を前に「滋賀のどこに泊まろうか?」と思案していたのは一昨日のこと。熊野詣でから帰って来た翌日のこと。

 

 

 

泊まる宿は天然温泉がある事が必須で探していたら、大津に良さそうな宿を見つけた。大津に行くには京都経由か・・・せっかくだからどこかに寄ろうかと思った瞬間に目に入ったのが比叡山だ。

 

 

調べてみると、仏教の母山と書いてある。開山したのは最澄、と、書くまでもないか。

 

 

という事で2015年10月20日に比叡山延暦寺へ行って来ました。

 

 

今までに、比叡山に行こうと思った事は一度もない。このタイミングなのだな。と、思っていたら行きのケーブルカーにて隣のご婦人方に「お水汲みを見に来たの?」と声をかけられた。「お水汲み??」

 

 

 

 

明日訪れる琵琶湖を一望

 

 

 

 

お水汲みとはなんと!!!7年かけて行われる比叡山の荒行、千日回峰行の最難関「堂入り」が!!!今まさに行われているところで本日が最後の夜なのです。ケーブルカードご一緒したご婦人たちは行の最中の修行僧が夜中にお水を汲みのためお堂から出て来るのを見るのだ、と。

 

 

そして明日の未明に行を終えられて堂から阿闍梨となる方が出て来られる。8年ぶりで、戦後13人目の方が今まさに無動寺谷の明王堂で修行の最後の夜を迎えようとしているそんな日にここにいる幸せ。

 

 

 

延暦寺明王堂

 

 

 

「堂入り」とは、700日の行を終えた行者がお堂にこもり、断食断水、不眠不休で不動明王と一体となることを目指す難行です。不動真言を10万回唱え、お堂を出るのは毎日午前2時ごろに本尊に供える水を近くの閼伽井(あかい)にくみに行くときだけ。

 

 

5日目から水で口をそそぐことが許される。心身ともに著しく衰弱することから「生き葬式」とも呼ばれる。

 

 

それが今まさにここで行われている……身体が熱い。

 

 

 

 

 

 

 

今までにどれだけ不動明王真言を唱えて来ただろう。初めて不動明王真言を知ったのは夫の49日のこと。法要の途中、紙を見ながら7回唱えた。それから新盆や1周忌でも唱えたのですぐに覚えられた。

 

 

夫が亡くなった後に今の仕事を始めた訳だが、この仕事の道に入ることになった日の30分前までそれをすると想像すら出来なかった。

 

 

その話を受けた時に言われた。「あなたが人生で経験して来た事は何一つ無駄にならずに役に立つ(使うことになる)」と。そこから今に至る訳ですが…

 

 

30分前には考えもつかなかった事を提案され、それに「yes」と言って一歩を踏み出し、気づいてみれば当たり前に仕事の場で不動明王真言を唱えている自分がいる、という現実。

 

 

そういう事が人生にはあります。自分の引き出しが開くような瞬間。眠れる力が目覚めようとする瞬間。それが起こるのは一歩を踏み出す行動があったからこそ。

 

 

私にとってその一歩は、小学生の子ども3人を抱えながら一文無しの中でのこと。安定的な仕事の道を捨てて未知の不安定な世界に飛び込むことを意味していた。しかしこの高揚感に突き進むことに迷いはありませんでした。ダメならまたその時に考えればいい。

 

 

行動のためには火のエネルギーが必要だ。

 

 

どれだけの人に玄花さんの中に不動明王が見えると言われただろう。

 

 

 

 

延暦寺阿弥陀堂にて

 

 

 

 

 

比叡山千日回峰行の最後に9日間の断食と、不眠不休で唱え続けられる10万回の不動明王真言。この明王堂の壁の向こうでそれが行われている。

 

 

意識を向けながら、何だか胸がいっぱいでした。

 

 

あなたがそれを引き受けてくれたから、私は私でいられるのです。そんな言葉が浮かびました。

 

 

人生経験で得たものも、セミナーに参加して得たものも、その経験は、いずれ自分の人生において全て役に立つ。今はまだ自分に何の貢献も果たさないように見えても。

 

 

そうである自分であること。

 

 

 

 

色づき始めた10月下旬の紅葉。今、比叡山では伝教大師(最澄)の教えを現代に生かす「一隅を照らす運動」を行っています。

 

 

それは何かと言うと、「自分が輝く事が、周囲を輝かせる」と書いてありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「自分が輝く事が、周囲を輝かせる」

それは1200年前に最澄が比叡山を開山した時から言われてきたこと。何も今だから言われている事ではない。

 

 

昔からのその叡智に深い深い感謝が湧いて来て身体が熱い。

 

 

さぁて、どのように自分を輝かせようか。

 

 

自分が考える以上の可能性が私たちの中には間違いなくある。それがあなたの中から引き出される、明日のコズミックジャーニー@琵琶湖になるだろう。

 

 

今後はいつ千日回峰行を行う人が現れるかわからない。素敵なタイミングで比叡山へ行けたことに感謝します。今日のあの場だからこそ受け取れたものがたくさんあります。

 

 

ご婦人方は、午前2時に修行の方がお水を汲みに出て来る姿を見るのだと話していました。その想い。。。

 

 

究極的にはどんな物事も、自分のためにやっているのだ。その手前に、誰かのためにがあってもいい。

 

 

ただきちんと認識することは必要だ。これは最終的には自分のためにやっているのだ、と。

 

 

それが落とし込めていないと、「人のために」と動くことが関わる人をダメにする。

 

 

 

 

コズミックジャーニー@琵琶湖を翌日に控え、今日はいい夜だ。

 

 

さて、明日の琵琶湖。龍体の形をした日本列島の、龍の子宮に当たる場所。

 

 

行って来ます。

 

 

 

 

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