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②全て私の役に立つ〜原点回帰

2024.10.02



2019年3月18日はファッションデザイン科高等部に通う娘の卒業式でした。









袴を着るというので袴選びを本人に任せていたら申し込むのがギリギリになり、着付けやヘアなどの手配が間に合わない。すると「私、着物の着付けできるからレンタルだけでいいわ」と、本日レンタル発注。


卒業式の前日にレンタル一式が届くというギリギリ感でギリギリセーフ。


なぜ着物の着付けができるのか?
それは14歳の頃、中学の卒業を目前に舞妓の仕込み修行に入ったから。祇園甲部でも上位に名を連ねる某置屋にて。

 


袴の着付け、ヘアメイクは全てRENA自身による




4年前。中学校卒業目前の3ヶ月間。娘は舞妓の仕込み修行に入りました。そんな機会は得ようと思って得られるものではありません。


コネも何もない中で、娘自身の決断と行動により掴んだ機会です。


結果として舞妓にはなりませんでしたが、着物の着付けや着物を着た時の所作、京言葉、芸、その他諸々を身につけて帰って来ました。


後のファッションデザインの学校の高等部に入り、服装が完全に自由だったため、着物で登校した日もあるほど。もちろん自らの着付けで。




人にはそれぞれ持って生まれた性質がある。そしてこの世界を生きながら後天的に身につけたスキルがあり、それをまずは最大限自分のために役に立たせることが我が家の当たり前です。


何かの声が聞こえるようになったとして、それを最大限自分に役立たせることなく他者に何ができるというのだろうか。


自分のこともできませんのに、一体何ができるというのだろうか。


自分に備わっているものや身につけたものを自分に役立て、自分を輝かせることができたなら、それを仕事にすることもできる。






先日、娘の卒業修了展にて(①全て私の役に立つ参照)、私の斜め後ろに銀ラメのジャケットを着た山本寛斎さんが座っていました。入学式の時にも祝辞でパンチラインを放っていましたが、存在がパンチラインです。


そんな山本寛斎さんがミューズとして多用していたモデルが山口小夜子さんでした。


そもそも山口小夜子さんは服を作る側にいましたが、モデルの世界へ入っていきます。


切れ長の一重。
170センチの身長では、世界進出するには足りないと言われてしまいます。


では、化粧を欧州や米国のモデルのようにした方がいいか?という戦略会議の中で、山口小夜子さんは言いました。


「日本人女性の美しさを捨てるくらいならモデルにならなくてもいい」と。


小夜子さんが思い続けたこと。
自分が日本人であるということ。


原点回帰


そこから彼女の工夫が始まり、結果として彼女は誰よりも服を“魅せた”


低い身長を嘆くことなく、つま先立ちになれるように踊りながらランウェイを歩く独自の方法を身につけました。
ヒールの中でも爪先立ちであったことは業界では有名なお話しだそうです。


ある視点から見たらマイナスな要因をプラスにひっくり返す。


そしてそれは周りが羨む要素となりました。
切れ長の一重も憧れの対象とされる。


私たちが持って生まれた容姿もスキルもセクシャリティも、おぎゃあと生まれてからの経験の何もかも、その全てのグランドデザインは完璧なのだ。

持って生まれたもの、人生で出会ったものは、全て私の役に立つ




そして、どんな経験も、私を殺さなかったものはすべて私の役に立つ。


もちろん、後天的に身につけたものの中には、後に手放さなければいけないものもあるだろう。考え癖や先入観、戦う強さなど「そんなものは身につけなければ良かった」と思うものもあるかもしれない。


しかし一度それを身につけるというプロセスは完璧なのだ。


来年の3月に末っ子次男が高校を卒業する。末っ子が社会人になる頃には、私はまた別のステージへと行くことだろう。


持って生まれたものを受容しながら。
してきた経験をすべて受容しながら。




卒業エンターテイメントでお母さんコスプレ。最高の1日。

 


子どもたちのあり方のおかげでどれだけ助けられただろう。


私が心から甘えて、弱さも強さも全てをさらけ出せたのも、君たちのおかげです。


全員が社会人になり経済的自立を果たした後に、私はどうしているのだろう。


まだまだ道は続く。


2019年4月
過去ブログ再掲載






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