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【後編】コズミックジャーニー@インド

2017.10.17

 

Delhiからインド仏教の聖地と言われるラダック地方のLehへ国内線で移動の中のこと。飛行機の座席でくつろいでいると、窓の外から妙な威圧感が…

 

 

わぁお、山並み。山が並んでいるというか、まさに山が波のよう。

 

 

 

いちいちスケールが大きくて、現実なのかトリックアートの中にいるのかCGの世界にいるのかわからないほど。

 

 

 

 

 

 

インドとひとくちに言ってもとても広く、ひとつの都市がひとつの国のようなものだ。それらでインドという全体をなしている。

 

 

20代の終わりに中国に行った時も、上海語、北京語、広東語など言葉が違うし考え方も違うことに驚いた。アメリカもそれぞれの州の自治体により法律が違い、州それぞれがひとつの国のようだ。その多様性を丸ごと含めて一つの国となっている。

 

 

さらに機内では菩薩のようにニコニコとした僧侶が斜め前に座っていたのですが、この後に訪れるラダック地方のゴンパ(寺院)でその方の写真が大きく飾ってあり、「あーーーー、この人!!!」と鼻息荒く興奮しました。

 

 

チベット仏教ではいくつかの宗派があり、私たちが訪れたゴンパはDrukpa派の僧侶たちであり、Drukpa派にもダライ・ラマだけでなく何人もの転生ラマやトゥルクがいます。

 

 

ダライ・ラマ、パンチェン・ラマ、そして私が飛行機でお会いした方も転生ラマのChoegon Rinpocheです。到着ロビーで話しかけちゃった♪♪

 

 

さて、到着したLeh(レー)という町は標高3,500メートル。ほぼほぼ富士山の8.5合目あたり。

 

 

 

振り返ってみれば今回のコズミックジャーニーでは、インド国内の横移動と標高の高さの0m〜5600mの移動をしているのでそりゃあもう縦横無尽です。気温の差も−15度から36度まであり、10日間の中でどれだけの極から極への変化を体験し体感したことか。

 

 

 

 

ラダック地方は小チベットと言われ、チベット仏教の聖地と言われている。

 

 

そこを目指した訳ではない。

ヒマラヤの、ヌブラ渓谷とパンゴン湖に惹かれてこの行程を組み立てた。

 

 

しかし蓋を開けてみれば、運転手件ガイドの声掛けにもより、移動道中に2つのゴンパ(寺院、宿坊)によることが出来た。

 

 

運転手のチベット仏教を語る熱量が高い。そこに巻き込まれるように、英語をスラスラと扱えない私とガイドの会話は真剣そのもので、相手の言葉の意味を理解しようとする姿はまるで子ども同士のやり取りのようだった。今思い出しても胸が熱い。

 

 

 

 

これがインド最後の夜、という日のホテルへ帰る道すがらガイドが崖を指差して「あのゴンパに寄るか?」と聞いてきた。その熱量は高く、「寄る」という選択肢しかないくらいの聞かれようだった(爆)夕方の4時半くらいか。

 

 

この、ラダック地方で2番目に大きいゴンパにて、夕方の突然の来訪にも関わらずマサラティをご馳走になり色々な部屋を見せていただきました。

 

 

そのゴンパはラダック地方で2番目に大きいゴンパで、本堂では夕方のお勤めだろうか、お経を読み上げる若者がひとり。

 

 

ここではいわゆる「見るだけで解脱する」といわれる場所を拝ませていただいた。

 

 

このゴンパで、いわゆる住職に歓待を受けマサラティをごちそうになりみんなで写真を取り合った。これもまたお互いに共通言語がない中で、子どものように。

 

 

 

向かって左側の方はこのゴンパ(寺)の住職でとても地位の高い方です。彼らのスマホにも私たちとの記念写真が入っている。

 

 

 

この住職が講演や儀式をしているYouTube動画を帰りの車中で見せてもらったが、もうなんていうかこうやって会えたのは、言葉にできない。

 

 

運転手でありガイドのノルボーが興奮しながら「これは僕にとってギフトだ」と興奮していた。それが嬉しかった。この土地に住んでいるからといって会えるものでもない。

 

 

出会うべくして出会ってしまうもの。

 

 

インドにもチベット仏教にも詳しくなかった私がどんどんと知っていくこのプロセスがたまらない。もうここ数日、インドやチベット仏教についての情報が入りまくりで鼻血ブーですわ。

 

 

そして自分なりにこの旅の意味が明確になり(その明確になったことが真実かどうかが大事なのではなく)そこに意味を見出した途端にそれは私を繁栄させる。

 

 

 

グル・リンポチェ。運転手兼ガイドのノルボーとコズミックジャーニー参加者たち。

 

 

 

 

理論や理屈などの知識だけでは体得出来ないものがある。その場合、もうすでにそれを体得している人と出会うことや関わることが大切だ。

 

 

それはもうセミナーとかそういうことではなく、寝食を共にし、大笑いしながら一緒に酒を酌み交わし、そこで伝播されるものがある。そう在る人のエナジーの場に触れること。

 

 

どんな人と会おうとも自分の意識のありように応じたものしか受け取らないが、だからそう、会いたい人に会うだけだ。関わりたい人と関わるだけだ。

 

 

今これを読んでいるみなさんはきっと、理論や理屈以上のものを受け取れる土台が出来ている。

 

 

 

 

玄花のツアーはもうすでに50回ほど開催しているだろうか。

 

 

そこで交わされる会話。

寝食を共にし、大笑いし酒を酌み交わし、驚くような景色と出会うべき人に出会う旅。

 

 

自分の意識が向かう人やもととはぜひ出会ってみて下さい。

 

 

そして、自分がそれから意識が外れたり興味を失った瞬間、また新たな自分の意識が向かうものに変えるていく。

 

 

すごい人だから会うのではなく、あなたの内側が反応するそれを信頼してみて。

 

 

エネルギーが合わないから会えないとか、会える人しか会えないとか、そのタイミングでなければ行けない場所とか、そんなのはいくらでもある。

 

 

しかし愚直にも自分の中に湧き上がるものに対して誠実に行動するだけだ。その行動に結果がついて来る。

 

 

 

 

このゴンパでは鍵を管理している僧が次々にお堂を開けてくれて、全てを見ることも出来た。

 

 

外はもう真っ暗闇。運転手兼ガイドのノルボーのスマホは何度も鳴り、ツアー会社から「なんでまだ帰って来ないのか」という催促が入る。

 

 

それでも私たちにここを案内したいという情熱で動いてくれた。

 

 

 

 

インドでは嬉しい体験をたくさんした。私と話すだけでエネルギーをたくさん受け取ったからと、そのお礼に手厚い配慮をされ、色々なものをいただいた。それをするともしないのに勝手に受け取る人がいて、そのお返しとしてのモノを差し出されるという循環。

 

 

ありがたや、

ありがたや。

 

 

 

 

そうそう、

ノルボーのいう「グルルンボッチ」を理解したのが一昨日のこと。グルルンボッチ=グル・リンポチェ(江戸っ子の私よりも巻き舌が激しくて聞き取れない言葉多数)

 

 

チベット仏教の中でもグル・リンポチェが開いたニンマ派の系列の方々のcolorは「赤」

 

 

全部で4つの宗派があり黄色系列もある。ダライ・ラマはそれを全て包括しているので赤と黄色の両方を着ています。

 

 

まったく考えもなしで冬物の楽な服装の赤のロングキュロットを履いていったら、それは赤系列の人たちの色と同じで「玄花さん、この場所に同化してますよ」と、爆笑だった。鞄だってパタゴニアなんだけれどインドのものにしか見えない色合い。

 

 

 

玄花(ひょんふぁ)、馴染む。

 

 

 

情熱の赤
赤ちゃんの赤

 

私は、行く。

 

 

 

 

こちらではインドツアーの一部を前編/後編でお届けしました。濃密な旅の詳細は、1ヶ月限定の有料メルマガThat’s Entertainmentでお届けします。

 

 

 

 

前編はこちら

【前編】コズミックジャーニー@インド

 

 

 

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