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#7 Familia:2月27日双子座上弦の月号 ドラマアイデンティティ③

1990.02.27



色眼鏡を外すためには、色眼鏡をつけている自分に気づくこと。


抑圧された感情


今日は切れ味するどい加藤諦三氏の言葉のシェアからスタートしましょう。社会学者で心理学者の加藤氏にはたくさんの著作があります。愛着障害や神経症についてのストレートな言葉はうなづくものが多い。


ご自身も5歳児の大人だったという加藤氏は「大人になりきれない人の心理」という著書の中で、大人になっても未成熟な人間の特徴やその生きづらさから解放されるための方法などを語っています。


子ども心を忘れないとか子どもに還るということがポジティブに語られていますが、子どもにも陰と陽の側面があり、子どものネガティブな面を拗らせたまま大人になると承認欲求が肥大するばかりです。


スピリチュアルという言葉に惹かれる人の中には、感性が強くて(神経が過敏で)、相手の気持ちが手に取るようにわかるために些細なことで傷ついてしまい生きづらいという自己認識を持っている人たちが少なからずいます。


常に些細なことに心を奪われしまい、自分に向き合うという課題に取り組んでは疲弊してしまう。一見とても繊細で傷つきやすいように見えるのですが、実際のところはどうなのでしょうか。今日は加藤氏の著書「悩まずにはいられない人」からいくつかの言葉を紹介していきます。



神経症の人が「傷ついた、傷ついた」と騒ぐのは、日頃の怒りの表現である。



怒りという表現は、決して火山の噴火のような激しさだけではないというのは大事なポイントです。私は今までに怒りや戦い(攻撃性)ということに対して多くを言及して来ました。なぜならそれは、多くの人が抑圧していることの筆頭が怒りだからです。


怒りを拗らせては「傷ついた」といい、「どうせ私はダメなのだ」と卑下しては周りに罪悪感を抱かせようと攻撃する。それもこれも、怒りなのです。



被害者意識は、攻撃性の変装した心理である。みじめさを誇示することで、相手に罪悪感を持つことを求める。相手が罪の意識を持つことを求める。神経症的要求の一つの特徴は「それにふさわしい努力をしないで、それを要求する」ということである。




‘感性が強い’とか‘感受性が豊か’というのを別の角度から見ると、それは神経症とも言える。視野が狭くなり自分のことしか考えられなくなる。反抗期が始まった頃の子どものように。



真実から目をそらして、悩みの解決を求めるのが神経症者である。現実に直面する以外に悩みを解決する方法はない。



無自覚にもスピリチュアルを逃げに使っている人は、自分の内面に向き合うことだけで現実を変えようとする。感情の自己処理ばかりをしては、何かをしている気になるものの現実は大きく変わらない。自分に向き合うことは容易ではありませんが、でもやっぱりそこから道は拓けると思うのです。


ここについては【#4 Familia:立春号】に書きました。ぜひ再読してみてください。









自己憐憫は、私を例外として扱ってくれという叫びである。自己憐憫は「私は特別なの」ということの理解を求めている。「ふつうの人と同じに扱わないでくれ」という要求である。




【目次】
未消化な感情
恋愛や結婚においての投影
抑圧された感情






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